プロファイリング。プロのファイリング。(違) ドラマ「沙粧妙子(さしょうたえこ)最後の事件」に
ハマって以来その言葉に敏感になっていた僕に、友人が半笑いで教えてくれた新作漫画、それが
心理捜査官 草薙葵」でした。草薙葵という名前にどことなく同人臭を感じたりもしましたが、
それ以上に心理捜査官という響きが当時の僕には魅力的で、連載の第一回目には普段立ち読みで済ませる
週間ジャンプを買ってしまいましたよ。で、読んでみたらこれがまぁ。有名なんで説明いりませんよね。
 でも僕は期待してたんですよ?「心理」、「捜査官」。あっもうだめ、面白そうって感じで。でも
完全に名前負けしてました。虚弱体質なのにあだ名がコンボイ、みたいな。ところが落胆もつかの間、
違った意味でめちゃめちゃ面白い漫画だということに気付いた瞬間、単行本買ってましたね。姉妹作
「幕張」でいじり倒してた効果もてきめんで、仲間内では当時のジャンプの代表作にまで登りつめて
いきました。特に「しょくどうを破壊」のくだりは今読み返しても2分くらい笑えます。どうせなら
最終回とかではもっともっとハジケて欲しかったですね。
  カナちゃん「やめて草薙さん!そんな体じゃムリです!死んでしまいますっ!!」
  草薙葵「うおおおおっ!!プロファイリーーーーング!!!」
  犯人「!ば、ばかな!?あんな体勢からプロファイリングをッ!!!」

大好き、この漫画。